フィンエアー、成田を増便-定期チャーターで、日本発着24便に
フィンエアー(AY)は6月11日から10月27日にかけて、成田/ヘルシンキ線に週3便の定期チャーター便を設定し、同路線を週10便とする計画だ。現在は政府認可を申請予定。AYでは中部と関空からもデイリー運航しており、今回のチャーター便設定により3路線の合計便数は週24便となる。チャーター便の使用機材は、定期便と同じエアバスA330型機またはA340型機。
AYによると、日本発の需要が好調であることに加え、欧州発の需要も回復しつつあり、現状でロードファクターが平均75%となっているところ。繁忙期である夏に向け日本発需要のさらなる拡大を見越し、供給座席数の増加を決めたという。10月27日までの運航とし、秋の需要の取り込みもめざす。
チャーター便であるため、座席の50%はパッケージツアーでの販売となるが、すでに旅行会社との交渉や契約など順調に準備を進めているという。また、50%までは個札が可能となるが、業務渡航を含めて需要を取り込んでいきたい考え。
▽AY、成田/ヘルシンキ線定期チャーター便運航スケジュール
AY072便 NRT 09時25分発/HEL 13時40分着(月、水、金)
AY071便 HEL 16時00分発/NRT 07時40分着※翌日(火、木、日)
設定期間:AY072便/6月11日~10月26日、AY071便/6月12日~10月27日