成田も夏スケジュール過去最高に、国際線は21便増

  • 2012年3月25日

 成田国際空港(NAA)によると、2012年夏スケジュールで旅客便便数が過去最高となる前年比116便増の週1903便(以下すべて週間便数)となる見込みだ(航空会社別の便数増減の一覧は下記リンクよりダウンロード可能)。

 2012年夏スケジュールでは、関西国際空港でもLCCの新規就航などにより国際線の便数が過去最高を更新する見通しだが、成田ではスカイマーク(BC)の就航などにより国内線が84便増と牽引。国際線も21便増となっている。

 成田の数値は4月1日から同14日までの期間の情報をもとにNAAが独自に集計したもので、夏スケジュール中に予定されるジェットスター・ジャパンやエアアジア・ジャパンの新規就航などにより、さらなる便数の増加も見込まれる。

 夏スケジュールでの変化としては、ジェットスター航空(JQ)のダーウィン線就航や全日空(NH)の中国線増便、ユナイテッド航空(UA)の香港線再開とサンフランシスコ線増便、マレーシア航空(MH)のロサンゼルス線再開が予定されているところ。

 このほか、トランスアエロ航空(UN)も2008年夏以来4年ぶりに路線を設定する予定という。UNウェブサイトでは、6月21日から9月27日にかけて、B767-300型機で週1便運航すると案内している。


▽成田 12年夏期スケジュール計画便数、航空会社別増減一覧
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