西武トラベル、鉄道撮影専門の海外ツアーを企画-第1弾は台湾鉄道
西武トラベルは1月11日、台湾鉄道を撮影する“撮り鉄”ツアーの販売を開始する。同社が鉄道撮影専門のツアーを企画、実施するのは初めてで、今回が海外第1弾。ツアーでは、日本統治下に建設された台湾鉄道の平渓線や集集線、南廻線に残る旧型客車などの鉄道風景を中心にめづらいい扇形車庫や台湾新幹線も撮影できる。また、鉄道写真家の中井精也氏も同行。鉄道撮影専門であることから、“撮り鉄”をターゲットとし、あえて観光の要素は省き、思い切り撮影できるようにした。出発日は3月8日で5日間の行程。定員は20名。
西武トラベルによると、企画にあたり同じ西武グループの鉄道会社の経験や知識を生かした。鉄道撮影時のマナーの啓発や、日本の鉄道の歴史や背景を知る機会につなげるねらいがある。今後も、国内外の鉄道撮影専門ツアーを実施したいという。
なお、旅行代金は2名1室利用で1人あたり18万8000円。