関空、年末年始は6%増の39.3万人予想-11月は10ヶ月ぶりの5%増
関西国際空港の2011年12月23日から2012年1月4日までの国際線旅客数は前年比6%増の39万3400人となる予想だ。冬期スケジュールからの外国航空会社の増便や円高の影響で、4年ぶりに1日3万人を上回る見込みだという。このうち、出発旅客数は10%増の20万5700人、到着旅客数は3%増の18万7700人となった。
出発ピークは12月30日で1万8900人、到着ピークは1月4日で1万8400人となる見込み。方面別では、昨年と同様に近場の韓国、東南アジア、中国が上位3位を占めた。伸び率をみると、ハワイアン航空(HA)の就航や中国南方航空(CZ)の中国線増便などにより、ハワイや台湾、中国がそれぞれ37%増、22%増、21%増と高い伸びを示した。
また、11月の国際線旅客数は速報値で5%増の85万6322人となり、10ヶ月ぶりに前年を上回った。このうち、日本人旅客数は8%増の57万9090人で、外国人旅客数は4%減の25万240人となり、減少幅がさらに縮小した。通過客は52%増の2万6992人だった。国際線旅客便発着回数も5%増の5034回と増加した。国内線は旅客数が3%増の28万7834人、旅客便発着回数は1%増の1983回だった。
※訂正案内(2011年12月20日 10時05分)
・訂正箇所:第1段落、2文目
誤:4年ぶりに13万人を上回る
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正:4年ぶりに1日3万人を上回る