シャングリ・ラ、遼寧省・営口に新ホテル開業へ、2015年予定

  • 2011年11月15日

 シャングリ・ラ・アジア・リミテッドは2015年、遼寧省の遼東半島西北部にある営口に新ホテルを開業する計画だ。客室数は400室で、室内は標準で45平方メートル以上の広さとする。各客室にはバルコニーを備え、遼東湾の眺望を楽しめるようにした。シャングリ・ラは、中国東北部で長春や大連、ハルビンなどにホテルを開設しており、営口は同地域で8軒目となる。

 館内には中国料理を含むレストランや最大で1500平方メートルの会議施設、スパ、ヘルスクラブ、プールに加え、温泉ゾーンも計画。1400平方メートルの「ファミリー・エンターテイメント・センター&チルドレン・アドベンチャー・ゾーン」も開設する予定だ。

 なお、営口は瀋陽市から170キロメートル程度の距離。経済技術開発区であり、鉱物資源が豊富であるなどビジネス需要を見込めるほか、ビーチやスキー、温泉、ゴルフなどを目的とするレジャー需要も期待できるという。