エールフランス航空（AF）／KLMオランダ航空（KL）はこのほど取締役会を開催し、合計110機の長距離路線用機材を発注することを承認した。50機は確定発注で、60機はオプション。AFとKLが共同で長距離路線用の機材を発注するのはこれが初めてという。

　AFとKLでは、2024年段階で、43機のエアバスA350-900型機と30機のボーイングB787-9型機を運航する計画だ。それぞれの初号機は、B787-9型機は2016年にKLに、A350-900型機は2018年にAFに納入される予定で、最終的に両社が両方の機材を受納し、運航する予定だ。

　なお、エアバスとボーイングとの契約合意は年末までに終えられる見通しという。