日本航空、7月の国際線旅客数は32%減、利用率も苦戦
日本航空(JL)の2011年7月の輸送実績で、国際線旅客数は前年比32.2%減の58万9944人となった。座席供給量の削減もあり、全方面で前年割れ。また、利用率も座席供給量の下げ幅が旅客輸送量の減少に追いつかず、全体で5.2ポイント減の71.5%となった。ただし、4月から6月までの旅客数はそれぞれ47.0%減、42.6%減、37.4%減、利用率も53.7%、60.9%、68.5%となっており、徐々に回復傾向にあることがわかる。方面別の旅客数など詳細は下表の通り。
なお、国内線の輸送実績は旅客数が20.4%減の243万1231人、利用率が0.7ポイント増の62.3%であった。