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成田、4月の国際線旅客数39%減
-外国人は63%減、下げ幅過去最大に

  • 2011年5月30日

 成田国際空港によると、2011年4月の国際線旅客数は速報値で前年比39%減の156万9720人となり、東日本大震災の影響で3月を上回る落ち込みをみせた。なかでも、外国人旅客数は63%減の32万1625人となり、開港以来過去最大の下げ幅となった。日本人旅客数は26%減の89万6253人で、通過客は28%減の35万1842人であった。なお、4月の国内線旅客数は14%減の10万3113人となった。

 成田国際空港広報室によると、5月はゴールデンウィーク(GW)の間際予約が奏功したこともあり、前半は「大分数字が取れるようになった」が、GW後の国際線旅客数は4月に引き続き6割強で推移しているという。成田国際空港では観光関係各社と連携のもと、日本のイメージアップをはかる方針で、6月初旬には国際航空運送協会(IATA)の総会に参加し、日本の安全性を訴える考えだ。