エミレーツ航空、2011年に成田路線デイリー化へ意欲−日本支社も移転

  • 2010年11月12日
 エミレーツ航空(EK)は11月11日、先ごろ移転した日本支社と東日本支店のオフィスの内覧会を実施した。挨拶に立ったEK日本支社長のリチャード・エンゲルマン氏は、オフィス移転によりビジネスをさらに拡大させていくとし、「来年には成田/ドバイ線をデイリー化したい」と意気込みを述べた。内覧会には旅行業界関係者が多く集まった。

 EKは3月28日に成田/ドバイ線の運航を開始。現在は週5便で運航しているが、ロードファクターは85%から90%を維持しており、エンゲルマン氏は「予想以上に良い」と評価する。また、同路線はビジネス需要が高く、中東だけでなく、アフリカやヨーロッパへの乗り継ぎ需要もあるという。一方で、関空/ドバイ線はレジャー需要が伸びており、EKのネットワークを活用した旅行商品が浸透している。今後、エアバスA380型機を日本路線に導入する意欲もあるが、「まずは成田路線のデイリー化」が重要であるとの認識だ。

 なお、新オフィス詳細は下記の通り。


▽新オフィス
新住所:東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル22階
・日本支社
電話番号:0570-001-008