JTB、北欧のランドオペレーター「ツムラーレ」を買収へ−欧州事業の機軸に
ジェイティービーは北欧のランドオペレーターのツムラーレを買収する。2008年1月に株式の80%を取得し、残る20%は2010年3月に取得する計画で、完全子会社とする。JTBは欧州での持株会社構想を掲げており、ツムラーレの買収はこうした戦略を形作る上での重要な位置づけとなる。具体的には、ツムラーレの株式はTravel Plaza, B.V.(TPヨーロッパ)が譲り受け、持株会社として機能する。
JTBはツムラーレとは中欧のランドオペレーター事業で2001年に合弁企業を設立。ツムラーレ、およびJTBヨーロッパが中欧への送客の際に活用していたところ。JTBの欧州での持株会社構想では、日本発の需要を取扱うだけでなく、日本以外の発地からの取扱い、欧州域内の需要の取扱いを想定しており、こうした事業を展開する際に、北欧、ロシアに強みを持つツムラーレのノウハウ、仕入れ力を活用したい考え。経営体制、人員などは現状を継続する計画で、今後、JTBからは経営幹部などの役員派遣については最小限にとどめ、独立性を維持する意向だ。
JTBはツムラーレとは中欧のランドオペレーター事業で2001年に合弁企業を設立。ツムラーレ、およびJTBヨーロッパが中欧への送客の際に活用していたところ。JTBの欧州での持株会社構想では、日本発の需要を取扱うだけでなく、日本以外の発地からの取扱い、欧州域内の需要の取扱いを想定しており、こうした事業を展開する際に、北欧、ロシアに強みを持つツムラーレのノウハウ、仕入れ力を活用したい考え。経営体制、人員などは現状を継続する計画で、今後、JTBからは経営幹部などの役員派遣については最小限にとどめ、独立性を維持する意向だ。