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日本航空、農業事業に参入、和郷と新会社設立

  • 2018年5月23日

 日本航空(JL)は、農産物の生産を中心としたアグリビジネスを手がける和郷と共同出資会社として「JAL Agriport」を設立し、農業事業へ参入する。新会社の資本金は1億円で、2社の出資比率は非公開。新会社の代表取締役はJLの鎌形晶夫氏が務める。

 新会社では千葉県成田市に、いちごやさつまいもなどの収穫体験や食事が楽しめる体験型農園施設を開園。近郊の住民や外国人観光客、成田空港の利用者などにアクティビティを提供し、成田市の地域振興をめざす。千葉県各地で栽培した農産物を加工したプライベートブランド商品の開発・販売や、機内食やラウンジでの農産品の活用などもおこなう。将来的には、成田市が2020年に成田空港の隣接地に開業する予定の「新生成田市場」との連携を視野に入れるという。