求人情報

観光庁、外国人案内所に補助金第2弾、カテゴリー2以上に

  • 2017年1月16日

 観光庁はこのほど、「訪日外国人旅行者受入基盤整備・加速化事業費補助金」について、対象となる外国人観光案内所の2次募集を開始した。昨年11月末から12月半ばにかけて実施した1次募集に続くもので、同庁は16年度の補正予算155億円の一部を同補助金に充当している。民間事業者や地方公共団体、協議会などが運営し、日本政府観光局(JNTO)が認定するカテゴリー2以上の案内所に対して、情報発信強化などに向けた経費を最大で3分の1まで補助する。募集期間は2月10日まで。

 補助対象となるのは、案内所の整備や改良、無料公衆無線LAN環境の整備、案内標識やデジタルサイネージなどの設置、スタッフの研修、ウェブサイトや案内放送の多言語化に要する経費。カテゴリー2の認定を受けられるのは、英語対応が可能なスタッフが常駐し、広域の観光・交通情報の提供ができる案内所で、カテゴリー3は英語を含む3言語以上で、全国の情報提供ができることが条件となる。

 希望者は、要望書と補助対象経費の算出根拠となる書類などを最寄りの地方運輸局へ提出する。結果は2月下旬に内示した上で、3月中旬に最終決定する。