JR東海、訪日向け周遊きっぷを発売、富士と静岡など

  • 2016年6月21日

 東海旅客鉄道(JR東海)はこのほど、訪日外国人旅行者向けの周遊きっぷとして「富士山・静岡エリア周遊きっぷ ミニ」を発表した。7月15日から海外の指定旅行会社で販売を開始し、同日から利用できる。同社ではこれまでにも「高山・北陸エリア周遊きっぷ」や「アルペン・高山・松本エリア周遊きっぷ」「伊勢・熊野エリア周遊きっぷ」を発売している。

 「富士山・静岡エリア周遊きっぷ ミニ」では、中部・北陸地方の9県からなる昇龍道エリアとの連携を強化。対象区間には、JR東海道本線の熱海/豊橋間、御殿場線の沼津/松田間、身延線の富士/下部温泉間に加えて、三保の松原や富士五湖などの観光地にアクセスするバス、清水港/土肥港間のフェリーや一部私鉄も含む。有効期間は連続した3日間で、料金は大人1名が4500円、6歳以上11歳以下の子供1名が2250円。

 また、西日本旅客鉄道(JR西日本)と連携し、既に発売している「伊勢・熊野エリア周遊きっぷ」を「伊勢・熊野・和歌山エリア周遊きっぷ」として拡充。対象区間はJR在来線では名古屋/新宮/大阪市内間と、名古屋/亀山/奈良/大阪市内間などで、一部区間はJR西日本の路線や伊勢鉄道なども経由する。関西空港線の関西空港/日根野間や、熊野古道や熊野三山、伊勢・鳥羽地区の周遊に利用できるバス路線、一部私鉄でも利用できる。有効期間は連続した5日間で、料金は大人1名が1万1500円、6歳以上11歳以下の子供1名が5500円。

 それぞれのきっぷは、JR在来線の全列車の普通車自由席に乗り放題で、「伊勢・熊野・和歌山エリア周遊きっぷ」については、特急や快速の普通車指定席にも4回まで利用できる。各きっぷの購入対象者は短期滞在の訪日外国人旅行者で、ジェイティービー(JTB)や日本旅行、近畿日本ツーリストなどの指定旅行会社の海外支店などで入国前にきっぷの引換証を購入し、入国後にJR東海の指定駅やJR東海ツアーズの一部支店で旅券を提示して引き換える。