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ユナイテッド、B747-400型機の退役を加速、18年までに完了

  • 2016年3月10日

 ユナイテッド航空(UA)はこのほど、2018年末までにボーイングB747-400型機の全機を退役させる考えを明らかにした。新たに発表した機材更新計画によるもので、UAによれば現在、同型機は成田/サンフランシスコ、シカゴ線などで使用している。

 さらに、当初は20年以降の受領予定で発注していたB787型機を、B777-300ER型機4機とB787-9型機5機に切り替えて17年から受領を開始。最新鋭機の導入で長距離路線における快適さを向上させる。UAはすでに、B787-9型機を成田/ロサンゼルス線で使用しており、今後は羽田/サンフランシスコ線への導入も予定しているところ。

 今回の機材更新計画ではそのほか、ボーイングの最新型小型機であるB737-700型機を25機発注した。同型機についてはすでに40機を発注しており、新たに発注した機材は17年末から受領を開始する。UAは現在使用している50人乗りリージョナル機を、より大型の機材に更新したい考え。B737-700型機は手荷物収納スペースなどが広く、利用者にはより快適な空間を提供できるという。

 UAは今回の発表以外にも、35機のエアバスA350-1000型機、153機のB737型機、10機のB777-300ER型機、27機のB787型機などを確定発注している。