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横浜のインターコンチネンタル、自社小型船で運河クルーズ

  • 2016年3月9日

ル・グラン・ブルーはフランス語で「雄大な青」の意味(イメージ)  ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルは3月25日から、同ホテル専用の小型客船「ル・グラン・ブルー」(約16トン、最大乗客定員50名)で横浜港や運河を巡るクルーズを開始する。今年の8月20日に開業25周年を迎えることを記念したプロモーションの一環としておこなうもの。同ホテルでは2016年のコンセプトを「Discovery=発見」としており、ホテルの立地を活かした独自のサービスとして客船を運航することで、顧客に「新たな発見」を提供するという。

 ル・グラン・ブルーは全長約16メートル、全幅約3.5メートル。船内にはソファやテーブルのほか、トイレやエアコンを配した。東京や横浜でクルーズ事業などを展開するケーエムシーコーポレーションが運航を担う。

 クルーズはホテルの前にある「ぷかりさん橋」発着で、大観覧車や日本丸、赤レンガ倉庫、大さん橋など、みなとみらい周辺を遊覧するコースを「運河コース」として設定。金曜日から日曜日までを対象とした、午前出発の「モーニングクルーズ」と午後出発の「アフタヌーンクルーズ」、火曜日以外の毎日運航する16時30分出発の「サンセットクルーズ」、月曜日、木曜日、木曜日限定で20時30分発の「ナイトクルーズ」を用意した。モーニングクルーズについては、朝食からチェックアウトまでの空き時間でクルーズを楽しみたいという宿泊客の声をもとに企画した。

 さらに、金曜日と土曜日には15組限定で、工場地帯の夜景などを見学する「工場夜景ベイクルーズ」をおこなうほか、3月25日から4月3日までは季節限定の特別クルーズとして、大岡川を運航する「大岡川さくらクルーズ」も実施する。このほか、20名で貸切する70分間のプライベートクルーズも用意した。

 各コースの定員は33名。料金はモーニングクルーズ、アフタヌーンクルーズ、ナイトクルーズが1500円、サンセットクルーズが3000円、工場夜景ベイクルーズが7000円。宿泊客やレストラン利用者は500円から1000円を割引する。

 クルーズの予約は、宿泊客またはレストラン利用者を対象に3ヶ月前から受け付ける。クルーズのみの利用もできるが、予約は不可で当日の購入のみ受け付ける。チケットはコンシェルジュデスク、フロントなどで販売する。