西武鉄道など3社、池袋の訪日対応強化、案内所やガイドマップなど設置
西武鉄道とプリンスホテル、そごう・西武は10月30日から、池袋駅を中心とした「池袋エリア」において訪日外国人の誘致で協力する。3社共同での取り組みは今回が初めて。
西武鉄道は、池袋駅1階に同社初となる訪日外国人向け観光案内所「SEIBU Tourist Information Center Ikebukuro」を開設。西武鉄道沿線および池袋エリアの観光案内などをおこなう。カウンターには常時、日本語および英語での対応が可能なスタッフを3名配置。中国語や韓国語などで対応ができるスタッフも採用するという。
また、そごう・西武は西武池袋本店で訪日対応を開始する。池袋駅1階に開設予定の化粧品売場の隣に、免税カウンターや本店で訪日旅行者に人気の商品を扱うセレクトショップ「ビジットイケセイショップ」、海外で発行されたカードに対応できる銀行ATMなどを集約したインバウンドコーナーを設置する。
プリンスホテルは西武池袋本店と協力し、宿泊客を対象としたサービスを展開。サンシャインシティプリンスホテルと新宿プリンスホテルのロビーに、西武池袋本店で利用できるクーポン券が付いたガイドマップを置く。なお、現在、サンシャインシティプリンスホテルでは、ホテルから西武池袋本店間のシャトルバスの運行や、西武池袋本店での購入品をホテルに配送するサービスなども実施している。