デラックスファミリールーム 　ヒルトンニセコビレッジは、ホテル最上階18階の全客室をリノベーションし、12月1日から新カテゴリ「デラックスファミリールーム」の提供を開始した。同ホテルでは9月24日から約2ヶ月間リノベーションを実施し、スタンダードタイプの部屋からデラックスタイプの部屋に改装。これにより、総客数499室のうち25％を占めていたデラックスカテゴリーの比率が35％に高まったという。

　18階の全客室38室のうち、デラックスファミリールームは全37室。「デラックスファミリールーム」と「デラックスファミリー羊蹄山ビュールーム」の2種類を設定した。26平方メートルの最大3名が利用できるタイプと、28平方メートルの最大4名が利用できるタイプを設けており、羊蹄山ビュールームは28平方メートルのみの提供だ。ベッドは最大4台入れることができ、2つのベッドをつなげてハリウッドツイン仕様にもできる。室料は2名1室利用時、税金・サービス料別で4万2000円から。

　同ホテルによると、子連れの家族旅行で4名宿泊を希望する旅客の声に応えて新カテゴリを用意。今まで1部屋4名での宿泊は、各フロアのコーナーに位置するハイカテゴリのデラックスパノラマルーム（38平方メートル）12室での対応だった。今回デラックスファミリールームを新設したことで、より多くの宿泊者にパノラマルームよりも手ごろな料金で宿泊できるようになったという。

　なお、18階にはスイートルームが1室あり、今回のリニューアル時に一部修繕を実施した。