JTB首都圏のJTBロイヤルロード銀座は7月2日、訪日外国人向けのパッケージツアーとして「Tomioka Silk Mill 2Days」の発売を開始した。富士山に続き、日本で18番目の世界遺産となった「富岡製糸場と絹産業遺産群」を訪れる旅行を、訪日外国人向けのプライベートツアーとして企画したもの。具体的には富岡製糸場と構成資産の高山社跡を訪問する。

　ツアーには専用の通訳案内士が同行。英語の対応を基本とするが、要望によってフランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語の通訳案内士も手配する。移動はすべて専用車でおこなう。また、富岡製糸場では5ヶ国語に対応した音声と画像による場内ガイドを利用できる。

　また、欧米や東南アジアのファミリー層をターゲットに、軽井沢アウトレットでのショッピングや外国人に人気のフルーツ狩りも組み込んだ。宿泊は7月8日開業する「ザ・プリンス・ヴィラ・軽井沢」のプライベートガーデン付きヴィラを用意した。

　設定期間は7月9日から12月5日。土・日・祝日出発および8月9日から24日の出発は除く。旅行代金は、車両1台を2名で利用すると1名38万8000円。1台あたりの人数が3名の場合は27万8000円、4名で20万8000円、5名で16万8000円、6名で14万8000円となる。