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基本情報

90日以内の滞在であれば査証は必要なし。ただし、旅行期間内に有効なパスポート期限を有すること、そして復路または第三国への航空券を所持していることが条件となる。パスポートの残存ページが2ページ以上あることが望ましい。

 

往路の機内で配られる入国カードに必要事項を記入し、航空券など帰国(あるいは第三国への出国)の証明となるものとともに入国審査で提示する。スピリッツなどのアルコール類は1リットル、ワインは2リットル、紙巻タバコは200本、葉巻は50本までが免税対象。

 

南アフリカではすべての商品に対し物品税(VAT=Value Added Tax)が加算されている。外国人旅行者は帰国時にこの物品税の還付を受けることができ、たいていはチェックインカウンターのそばにVATデスクがあるので、出国する空港で請求を行う。手続きを行わないで帰国した場合、日本での手続きは不可なので、注意が必要。購入価格の合計が250ランド以上であること、原則として購入した物品の提示をしなくてはならない。

 

サマータイムはなく、年間を通じて日本時間の-7時間。

 

通貨単位はランド(Rand)。その下にセント(Cent)があり、100セントで1ランド。ほとんどの国際空港で日本円からランドへの両替が可能だが、 帰国時にランドから外貨に両替の際、外貨からランドへ両替した際のレシートが必要になるため、紛失しないようにしたい。外貨の持ち込み制限はない。

 

チップの慣習があり、ホテルなどではポーターに荷物1つにつき3~5ランド、枕銭として3~5ランドを残すのが適当。レストランでは飲食料金の10%程度が適当だが、あくまでも任意である

 

220V/240V、50Hz。プレトリアでは230V、ポートエリザベスでは220V。プラグの形状は丸型で3つのピンがついているが、日本で買えるものとは規格が違う。マルチタイプの場合、ピンが細いので必ずしも使えるとは言えない。ヨーロッパのBタイプが使えることもあるが、プラグの貸し出しをしているホテルも多いので、ホテルで借りることをおすすめする。

 

日本と季節が逆なので注意。夏場でも朝晩の寒暖の差が激しく、夜間や高地では冷え込むことがあるので、カーディガンやパーカなど羽織るものを準備するよう案内するのが望ましい。

 

予防接種は義務付けられていない。ただし、黄熱病汚染地域から入国する場合は黄熱病の予防接種証明書が必要となる。

 

年を通じて非常に日差しが強く、日焼け対策は必須。屋外では帽子、サングラス、紫外線防止効果の高い日焼け止めなどの使用が望ましい。長袖の綿シャツなどを着用し、肌を守る。熱中症の可能性に注意し、水分を多く摂るなど心がけたい。

 

都市部での衛生水準は高く、水道水も飲用に適している。また、レストランでの食事にも問題はないが、地方では多少の注意が必要である。

 

一部地域では犯罪率が比較的高いところがあるので、夜間の単独行動や大量の現金を持ち歩くなど、通常の海外旅行で留意すべき点は遵守すること。FIT向けや自由行動などを行程に盛込む場合は、事前にホテルやガイドなどからその土地の治安状況を聞いておくのもよい。

 

銀行の営業時間は平日9:00から15:30。官公庁は平日7:30から16:00。土日は休み。

 

都市部の商店では通常毎日営業しており、月曜から土曜が9:00から17:00、日曜は14:00に閉店する。大きなショッピングモールなどではもう少し遅くまで営業しているケースがある。地方の商店は日曜定休の場合が多い。

 

主要国際空港で免税ショッピングを楽しむことができる。免税範囲は以下の通り。

紙巻タバコ 400本
葉巻 50本
タバコまたはパイプタバコ 250g
ワイン 2リットル
スピリッツなどのアルコール飲料 1リットル
香水 50ミリリットル
オードトワレ 250ミリリットル

みやげ物その他ギフト 500ランド相当。500ランドを超え1万ランドまでのギフトは一律20%の課税対象となる。 ※18歳未満のアルコール、タバコ類の購入はできない

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