愛知第2種のエースが破産申請へ、負債1億5000万円

  • 2019年10月31日

 東京商工リサーチによれば、名古屋市の第2種旅行業者であるエースは10月24日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任して名古屋地方裁判所への破産申請の準備に入った。負債総額は約1億5000万円と見られているが、今後変動する可能性があるという。

 同社は2011年に設立。海外旅行と国内旅行を取り扱い、リピーターの獲得などによって一定の売上高を確保していたが、収益は低調で資金繰りが逼迫し、事業継続を断念して今回の措置に至った。同社が入会していた日本旅行業協会(JATA)は、29日に弁済業務保証金制度の認証申出に関する案内を開始している。弁済限度額は1100万円。