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エイビーロード年末年始、海外1位は今年も台北、グアムは圏外

  • 2017年12月11日

 エイビーロード・リサーチ・センターは12月11日、旅行検索・比較サイト「エイビーロード」における、年末年始の海外ツアーの問い合わせ状況を発表した。12月23日から1月8日までのいずれかの日が旅行期間に含まれるツアーについて、7月1日から11月15日までに旅行者がメールで旅行会社に問い合わせた件数や、旅行会社のウェブサイトへの遷移数などを集計したもの。1位は台湾で、シェアは前年比2.1ポイント減の7.3%。2位はオアフ島で2.2ポイント減の6.3%、3位はセブ島で0.4ポイント減の4.0%となり、上位3位は2年連続で同じ順位となった。

 そのほか、昨年10位のバンコクは1.0ポイント増の3.1%で4位に上昇。圏外だった香港は2.2%で9位に入った。昨年は7位だったグアムは、北朝鮮問題の影響からかランキング外となった。

 方面別のシェアの1位はアジアで、1.3ポイント増の47.9%。伸び率が最も高かったのは回復傾向にあるヨーロッパで、3.6ポイント増の22.2%となった。減少したのはハワイと南北アメリカで、ともに2.4ポイント減の8.7%。このほか、グアムやサイパンなどを含む「ビーチリゾート」も1.7ポイント減の7.2%と前年を下回った。

 問い合わせ件数は、月別では10月が1.1ポイント減の34.4%と最も多く、次いで9月が0.5ポイント増の24.8%、8月が2.8%増の13.5%となった。ツアーの平均日数は0.2日増の5.5日。日数別では、5日間が1.1ポイント増の27.3%で最多となり、以下は6日間が0.5ポイント減の22.1%、4日間が1.6ポイント減の19.2%、3日以内が2.2ポイント減の9.7%、7日間が1.0ポイント増の9.5%と続いた。

 出発日は12月26日から1月4日にかけて集中しており、ピーク日は過去2年と同じく12月29日となったが、シェアは昨年から3.6ポイント減の10.8%となった。次いで12月30日が0.3ポイント増の10.4%と続いた。

 帰国日は過去2年と同じく1月3日で、シェアは1.0ポイント減の12.4%。2位は2日が0.8ポイント減の12.1%で続いた。