「花が咲いたような飛行機」-ピーチ初号機内を写真で紹介
ピーチ・アビエーション(MM)は11月10日、イメージカラーのピンクと紫で彩った鮮やかな初号機をプレスに公開した。代表取締役CEOの井上慎一氏は初めて初号機を見た時、「花が咲いたような飛行機」だと思ったという。
実は井上氏が初めて初号機を見たのは、トゥールーズにあるエアバスの工場での受領式の前日で、車でそばを通行したときに目に入り、「多数の航空会社の機体があったが、その中でも品よく目立っていた」という。翌日の受領式でもライトアップされた機体が夜空にくっきり浮かび上がると、会場にいたフランスの女性たちから歓声が上がった。「これまでに見たことないデザイン」「クールでキュート」との評価で、ブランドコンセプトの方向性に自信を持ったと語った。
初号機はエアバスA320型機で座席数は180席。機体の鮮やかさとは異なり、内装は紫とピンクに紺色を配し、シックにまとめている。11月15日から関空をベースに訓練飛行を開始する予定で、井上氏は「ぜひ関空で実飛行の姿を見てほしい」と呼びかけた。