香港、コロナ対策の旅客機乗り入れ禁止を一時解除

香港、コロナ対策の旅客機乗り入れ禁止を一時解除
 7月7日、香港政府は、航空便の入境旅客に新型コロナウイルス感染者が見つかった場合、便を運航した航空会社を乗り入れ禁止とする措置を一時停止したと発表した。写真は3月、香港の空港で撮影(2022年 ロイター/Tyrone Siu)*写真を差し替えて再送します。
[香港 7日 ロイター] - 香港政府は7日、航空便の入境旅客に新型コロナウイルス感染者が見つかった場合、便を運航した航空会社を乗り入れ禁止とする措置を一時停止したと発表した。香港市民に混乱や不便をもたらしたためとした。
香港は年初から100便以上の乗り入れを禁止してきた。解禁によって、海外で足止めされた多数の市民が香港に帰還するとみられる。
同措置は当初、旅客便の搭乗者に5人以上の感染者が見つかった場合に5日間乗り入れを禁止する内容だったが、今年の早い段階に禁止期間が最長2週間に延び、航空会社は香港便の運航が難しくなった。
入境時の最低1週間の隔離義務は引き続き有効。香港政府は「社会・経済の復興に必要な人々の移動を促進するため」、隔離措置を見直す方向で検討していると表明した。
*写真を差し替えて再送します。

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