豪カンタス航空、国内線の輸送能力削減へ 燃料高や人員不足で

[シドニー 24日 ロイター] - 豪カンタス航空は24日、燃料価格の高騰と空港の人員不足に対応するため、2023年3月まで国内線の輸送能力を削減する方針を示した。
7月から始まる来会計年度については、黒字転換するとの見通しを示した。過去半年間に負債を15億豪ドル(10億4000万ドル)縮小したとし、負債総額は新型コロナウイルス感染拡大前の水準以下になったと説明した。
アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は今週、国際線は運賃の値上げで燃料価格高に対応しているが、国内線ではそうした対応ができていないと説明した。
カンタス航空によると、7月以降の減便により国内線の能力は第1・四半期にコロナ前の99%、第2・四半期には106%になる。
シドニー空港では先週、航空会社などが5000人の人材を確保するための採用イベントが開かれた。

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