「うめきた2期」にアジア初の高級フードホール

ポルトガル・リスボンの1号店(タイムアウトマーケット社提供)
ポルトガル・リスボンの1号店(タイムアウトマーケット社提供)

三菱地所などは19日、2027(令和9)年度の全体開業を目指すJR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」に、アジア初の高級フードホール「Time Out Market Osaka(タイムアウトマーケット大阪)」が出店すると発表した。

米ヒルトンの高級ホテル「ウォルドーフ・アストリア」などが建設されるエリアに進出する。約3千平方メートルの敷地に関西のレストラン15店とバー2店が入る。うめきた2期の全体開業前にオープン予定で、2025年大阪・関西万博までに間に合わせる計画という。

「タイムアウトマーケット」は食や文化などを紹介する情報メディア「タイムアウト」を世界約300都市で展開する英タイムアウトグループが手がける。2014年のポルトガル・リスボンを皮切りに米ニューヨークや米ボストン、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイなどに進出。アジア初となる日本は12店舗目となる。タイムアウトの編集者が監修し、その土地ならではの名物料理などを楽しめる。

誘致にあたり、タイムアウト側とマネジメント契約を結んだ阪急阪神不動産は「うめきたを世界に発信できる話題性と、ここにしかない体験を提供することで集客や街の価値向上につなげたい」としている。

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