バス業界支援へ「GoToトラベル再開を」 自民議連決議
政府に申し入れへ
自民党のバス議員連盟(逢沢一郎会長)は9日の総会で、政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」の早期再開を求める決議文をまとめた。新型コロナウイルス禍で観光バスなどの需要が減少したのに加え、足元の原油高による燃料費の高騰で苦しむバス業界への支援を求める。
月内にも政府に申し入れる。決議文はGoToトラベル再開にあたり「団体旅行の機運を高める」よう訴え「団体旅行への支援が予算額全体の20%以上となるよう配慮する」と提言する。
議連の事務局長を務める武井俊輔衆院議員は「従来の制度では利用者が個人での旅行に偏り、団体や貸し切りでの利用を軸にするバス業界に効果が波及しにくかった」と語る。
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