ロシアの加盟停止採決へ 国連世界観光機関
【パリ=共同】国連世界観光機関(UNWTO、本部マドリード)は8日、ウクライナへ侵攻したロシアの加盟停止の是非を採決する臨時総会を近く開催することを決めた。スペイン通信(EFE)によると、決定には約160の加盟国のうち3分の2の賛成が必要。
UNWTOは発表で、ロシアのウクライナ侵攻は「経済発展、国際理解、平和に貢献しながら観光を促進、発展させる」と定めた規則に反すると指摘した。ポロリカシュビリ事務局長は「加盟国が目標に反するときは結果が伴わなければならない」と表明した。
臨時総会開催は8日の理事会で決定。グアテマラやリトアニア、ウクライナなどが加盟停止を検討すべきだとして理事会の開催を求めた。
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