相鉄系が加盟ホテル制度 運営ノウハウ提供
相鉄グループの相鉄ホテルマネジメント(横浜市)は2日、新たに加盟ホテル制度を始めると発表した。加盟したホテルに対し、運営ノウハウの提供や旅行会社を通じた送客などをする。加盟ホテルからは加盟金や送客手数料を受け取る。募集は2日から始め、制度は4月1日からスタートする。中長期的に40店規模の加盟を目指す。
名称は「相鉄ホテルズ パートナーホテル」。加盟するにはグーグルの口コミ評価や客室のスペックなどの基準があり、同社が審査する。加盟したホテルは、相鉄系ホテルの公式サイト内でホテルを紹介できるほか、会員プログラム「相鉄ホテルズクラブ」にも参加できるようになる。
加盟金は5万5000円。公式サイト経由の送客手数料が5%、団体営業の手数料は7%で、月額5万5000円のシステム使用料などを支払う必要がある。相鉄ホテルマネジメントはこれまでフランチャイズも含めて、国内外で79ホテルを展開しており、加盟制度を導入して事業規模の拡大を目指す。
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