JALとKDDI、ドローンで協業 レベル4飛行見据え

日本航空とKDDI(au)は15日、ドローン(小型無人機)の運航管理などで業務提携したと発表した。操縦者の目の届かない距離で市街地上空を飛ばす「レベル4飛行」が令和4年度に解禁されるのに対応し、日航の安全技術とKDDIの通信技術を連携させる。レベル4飛行の解禁で物流や工事現場の点検、防災などでのドローン活用が本格化するとみられている。

KDDIは同日、ドローンの遠隔自律飛行に必要な運航サービスの提供も開始。月額4万9800円でドローンの通信と運航管理、収集したデータの保存を一体化して利用できる。KDDIはドローン事業について6年度に売上高100億円を目指すとしている。

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