格安航空のスプリング・ジャパン、1億円に減資へ
日本航空(JAL)傘下の格安航空会社(LCC)、スプリング・ジャパン(千葉県成田市、旧春秋航空日本)が資本金を従来の209億円から1億円に、資本準備金を149億円から1億円にそれぞれ減らすことが分かった。3月14日付の予定。累積損失を圧縮するとともに、税法上の中小企業となり税負担を軽減する狙いがあるとみられる。
同社のウェブサイトや官報で公表した。国内のLCCは新型コロナウイルスの影響で厳しい経営環境に直面している。同社の21年3月期(15カ月間)は75億円の最終赤字を計上。利益剰余金は同年3月末でマイナス348億円となっていた。国内の航空業界ではスカイマークもコロナ下で2度にわたり1億円への減資を行っている。
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