近鉄グループ、新ブランドのホテルを難波に3月開業
近鉄グループホールディングス(GHD)傘下の近鉄不動産は1日、大阪難波駅近くで新たなブランドのホテルを3月に開業すると発表した。施設内にレストランや宴会場のない宿泊に特化したホテルとし、近鉄グループの他ブランドより価格帯を抑える。難波周辺を訪れる観光客などの需要を取りこむ。
ホテル名は「フォーズホテル近鉄大阪難波」で客室数は69室になる。近鉄グループの宿泊特化型ホテルではすでに「都シティ」ブランドもあるが、部屋を20平方メートル程度と小さくしたことで宿泊価格を1人当たり1万円台までに抑える。
新型コロナウイルス禍で関心が高まる非接触の接客にも対応した。フロントでは自動チェックイン機を導入したほか、室内にはスマートスピーカーを設置し周辺の観光案内なども行う。