横浜・みなとみらい「ウェスティン」 22年5月開業
横浜市のみなとみらい(MM)21地区で建設が進む「ウェスティンホテル横浜」が2022年5月下旬に開業する。運営するマリオット・インターナショナル(米メリーランド州)が21日に発表した。宴会場やチャペル、複数のレストランなどを設ける計画だ。東京都内や空港などからのアクセスの良さを生かし、ビジネスや観光での滞在需要を取り込む。
ホテルはMM21地区で、ライブ施設「ぴあアリーナMM」などに近い地区に積水ハウスが建設する。地上23階建てで客室数は373室で、滞在客などに向けに5種類のレストランやバー、スパやフィットネススタジオを設ける。一方、同じ建物内には別ブランドの長期滞在型ホテル201室も併設予定だという。
マリオットによると、日本国内のウェスティンのブランドのホテルは6軒目となる。MM21地区では20年に「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」が開業したほか、「ヒルトン横浜」が23年の進出計画を発表するなど、海外ブランドのホテルの新設が相次いでいる。