BLINK Design Groupがデザインを担う

　ウェルス・マネジメントグループ（本社・東京都港区）とサムティ（株）（本社・大阪府大阪市）は 11月 12日、共同出資・開発するホテルプロジェクト「シックスセンシズ京都」を着工開始したことを発表した。

　京都市東山区の七条駅から徒歩 10分の位置に立地し、全 81室規模で 24年春に開業予定であり、地下 2階地上 4階のつくりで設計・施工は清水建設（株）が担う。 インターコンチネンタルホテルズグループが展開する「Six Senses」ブランドは今回、日本初展開となり、同ブランドはサステナビリティと自然環境・地域社会との共生を理念としている。

　ロビーはシンプルな直線に有機的なアースカラーのカラーパレットを組み合わせ、温かく落ち着いた雰囲気を演出。客室はバイオフィリックデザイン（自然とのつながりを重視したデザイン）にて手掛け、四季折々の景色を通じてゲストと自然をつなぐ中庭を取り囲むように配置する。

　ウェルス・マネジメント社の代表取締役社長千野和俊氏は「六波羅としても知られる地にて当時の寺院を彷彿とさせる外観、敷地内に設えた複数の庭などを採り入れたデザインコンセプトとシックスセンシズのブランドバリューを融合させ、これまで経験したことのない新しい価値を体験してもらえますよう完成まで努めてまいります」と述べる。
 

日本初上陸となるシックスセンシズブランド