島根の一畑電車が「おもてなし列車」 JALのガイド付き
一畑電車(島根県出雲市)は今冬に出雲大社前駅から松江しんじ湖温泉駅まで「ご縁つなぎ おもてなし列車」を運行する。3日、関係者向けの試乗会を開催した。日本航空(JAL)ふるさと応援隊として活躍する客室乗務員が同乗して沿線の見どころなどをガイド。松江の料亭が手掛けた弁当が楽しめる。
12月17日から2022年1月28日までの金曜日(12月31日と1月21日は除く)と1月31日(月曜日)に運行する。出雲大社を訪れる観光客の多くが車で県外に移動してしまうが、電車で松江市に周遊する人の流れをつくろうとJTBの提案で実現した。
料亭「松江皆美館」が手掛けた弁当は島根和牛のローストビーフやのどぐろ、アナゴなど島根県の食材をふんだんに使った内容。
車窓からの景色が楽しめるように通常の列車よりゆっくり運行、JALの客室乗務員のおもてなしが受けられる。価格は1人5000円。