キャセイパシフィック、エコノミーに3つの新運賃導入

キャセイパシフィック、エコノミーに3つの新運賃導入

ニュース画像 1枚目:キャセイパシフィック航空 新エコノミークラス運賃イメージ
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キャセイパシフィック航空 新エコノミークラス運賃イメージ

キャセイパシフィック航空は2021年9月から新たなエコノミークラスの運賃体制にリニューアルし、このほど日本路線でも導入しました。新たな運賃体系は、「ライト」「エッセンシャル」「フレックス」の3つの運賃タイプとし、購入者が運賃の条件を吟味して必要な内容に基づいて判断してもらう内容としました。この運賃変更に合わせ、受託手荷物許容量は重量制から個数制に変更されています。

各運賃とも機内持ち込み手荷物は1個、7キログラム(kg)は同じです。「ライト」は、受託手荷物1個までとマイルが獲得できるもので、キャセイの想定では割安な運賃で気軽に旅を楽しみ、週末の旅行などに最適とみています。

「エッセンシャル」は受託手荷物2個、座席の事前指定が無料ででき、マイルを利用したアップグレードも可能です。必要なサービスをバランスよく備え、家族旅行や長期旅行を想定しています。

「フレックス」は、「エッセンシャル」の内容に加え、エクストラ・レッグルーム席の事前指定が無料、フライト変更無料、同日のより出発の早いフライトへ変更無料が付いています。ビジネス旅行など、柔軟性が求められる旅行の際に適した運賃です。

ニュース画像 1枚目:キャセイパシフィック航空、11/18の成田発での運賃 11/10時点の検索結果
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キャセイパシフィック航空、11/18の成田発での運賃 11/10時点の検索結果

例えば、11月18日(木)に成田から香港へ向かう往復航空券を購入する場合、運賃額は「ライト」は73,540円、「エッセンシャル」は76,540円、「フレックス」は81,040円です。いずれの運賃もキャンセル手数料が必要で、その料金は「フレックス」が最も安くなっています。フライト変更時の手数料は、「ライト」が2万円と最も高く、「フレックス」は無料です。このため、早く帰る可能性がある場合には、柔軟に対応できるよう「フレックス」を選択する方がお得になり、利用シーンを想定しながら運賃の種類を選ぶことができます。

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