ヒースロー空港、航空旅客の完全回復は2026年以降に

ヒースロー空港、航空旅客の完全回復は2026年以降に
ロンドンのヒースロー空港は、航空旅客が完全に回復するのは少なくとも2026年以降になるとの見通しを示した。ロンドンで2月撮影。(2021年 ロイター/Toby Melville)
[26日 ロイター] - ロンドンのヒースロー空港は、航空旅客が完全に回復するのは少なくとも2026年以降になるとの見通しを示した。
同空港の第3・四半期の旅客数は増加したが、新型コロナウイルス流行前の水準を大幅に下回っているという。
第3・四半期の旅客数は新型コロナ流行前の28%に増加。航空貨物は新型コロナ流行前の90%に増加した。
新型コロナ流行後の同空港の累積損失は34億ポンド(46億8000万ドル)。
スペインの空港管理会社Aenaも、完全回復は2026年以降になると予測。フランスの空港管理会社ADPは、旅客数が新型コロナ流行前の90%に達するのは2024年以降になるとの見通しを示している。

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