大韓・アシアナは黒字、LCCは赤字...二極化が深刻化する航空業界=韓国(画像提供:wowkorea)
大韓・アシアナは黒字、LCCは赤字...二極化が深刻化する航空業界=韓国(画像提供:wowkorea)
大韓航空とアシアナ航空のことし第3四半期の実績が悪くないと予測される。一方、格安航空会社(LCC)は赤字が続くと見られる。航空業界の二極化がさらに深まる。

26日、金融情報会社エフアンドガイドによると、大韓航空のことし第3四半期の営業利益は、1711億ウォン(約160億円)を記録する見通しだ。前年同期(連結基準営業損失314億ウォン)に比べ黒字転換に成功した。

また、同期間、別の大型の航空会社(FSC)アシアナ航空は第3四半期の営業利益が420億ウォンと前年同期に比べ黒字転換に「青信号」が灯った。

大手航空会社の業績は、貨物特需によるものと思われる。まず、伝統的な航空需要はワクチン接種後、回復の兆しを見せているが、以前として足踏み状態である。

一方、貨物実績は着実に増加している。航空ポータルシステムによると、ことし1〜8月の全国の空港貨物は236万2615トンと集計され、前年同期(212万2170トン)に比べ11.3%増加した。

さらに、グローバル航空運賃が着実に上昇していることも、好材料として作用している。

しかし、LCCの状況は芳しくない。多様な国際線観光飛行プログラムと連日の格安生政策で航空需要を増やしてはいるが、力不足という評価である。

実際、ことし7〜8月の国内線旅客は294万6588人であり、18.3%増加したが、LCC間の価格競争で売るほど赤字の構造である。これにより、市場予測値は、済州航空 635億ウォン、ジンエアー467億ウォン、ティーウェイ航空269億ウォンの営業損失をそれぞれ記録すると予測される。

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