機内ペット同伴が可能に スターフライヤー、国内初

スターフライヤーの航空機(同社提供)
スターフライヤーの航空機(同社提供)

中堅航空会社スターフライヤー(北九州市)は16日までに、国内定期便の機内に小型の犬や猫を持ち込めるサービスを導入する方針を固めた。同社が明らかにした。定期便では国内初とみられる。10月上旬に検証のフライトを実施し、早ければ来年1月開始を目指す。

新型コロナウイルスの影響で航空業界が低迷する中、ペット人気に着目した。同社によると専用ケージに入れて最後列の座席に置き、隣には飼い主が座れる。空港内を含め、ケージから出すことは禁止する。

ペット同伴可のフライトは海外で広がりつつあるが、国内線では通常、手荷物として貨物室で運ぶ。検証フライトは羽田―北九州線で1日1往復し、ペット持ち込み時の課題や、周囲の乗客の反応を確認する。

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