名古屋の超高層ビルに「コンラッド」…国内3軒目、26年開業目指す

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 米ホテル大手「ヒルトン」が、名古屋・栄に最上級ブランド「コンラッド」を2026年にも開業する見通しとなった。コロナ禍後の訪日観光需要の回復を見越す。名古屋市に外資系の最上級ブランドホテルが進出するのは初めて。

コンラッドが入る名古屋・栄の超高層ビル(三菱地所提供)
コンラッドが入る名古屋・栄の超高層ビル(三菱地所提供)

 複数の関係者が、読売新聞の取材に明らかにした。三菱地所やパルコなどが22年着工、26年開業を目指す高さ約200メートルの超高層ビル(地上36階)に入る。

 ヒルトングループの名古屋進出は1989年開業のヒルトン名古屋(名古屋市中区)以来、2軒目。コンラッドはウォルドーフ・アストリアなどと並ぶ最上級ブランドで国内では東京、大阪に次ぎ3軒目となる。

 ヒルトン名古屋より高価格帯となり、富裕層や国際会議に出席する首脳級の利用が見込まれる。

 ビルは、広小路通と大津通が交わる名古屋市中区錦3の敷地約4900平方メートルに建てられる。同市が昨秋、都心活性化のため容積率を1300%に緩和した地区にあり、高さ、階数を増やす検討も始まっている。

 コンラッドは最上部に入る計画で、低層部にはパルコの高級商業施設が、中層部はオフィスが入る。栄地区の新たなにぎわいの中心として期待されている。

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2330664 0 経済 2021/09/01 08:16:00 2021/09/01 08:16:00 2021/09/01 08:16:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210901-OYT1I50046-T.jpg?type=thumbnail

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