オンラインで青森県の魅力発信

オンラインを活用して青森県のさまざまな地域資源を発信しようと、経済団体や旅行会社、金融機関などが16日、「青森オンライン魅力発信協議会」を立ち上げた。同県内の四季折々の自然や祭り、食などをPRし、誘客促進や県産品の販路拡大につなげる。

青森市内で開かれた設立総会にはオンラインでの参加を含めて約30団体が出席し、今年度の活動計画を承認した。具体的には夏、秋、冬に独自のイベントを計画。7月30日~8月1日に県内の夏祭り、10月下旬に「収穫祭」(仮称)と銘打って野菜や魚介類、紅葉の景色、来年2月上旬には冬祭りや海産物、日本酒などをそれぞれオンラインで発信する。

新型コロナウイルスの感染拡大によってオンライン観光への期待が高まる中、同協議会の取り組みは観光庁の支援事業に採択された。同協議会の佐藤大介共同代表は「多くの企業、地域に参加してもらい、世界中、日本中に青森県の魅力を発信していきたい」と話した。

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