箱根の観光客数、過去最少1257万人 20年、新型コロナ影響

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観光客らでにぎわう箱根湯本駅前の土産店街=神奈川県箱根町で2020年7月23日午後2時53分、北山夏帆撮影
観光客らでにぎわう箱根湯本駅前の土産店街=神奈川県箱根町で2020年7月23日午後2時53分、北山夏帆撮影

 神奈川県箱根町は、2020年の観光客数が前年比639万人(33・7%)減の1257万人で、1972年の統計開始以来最少となったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が大きく影響した。19年も箱根山の噴火警戒レベル引き上げと台風19号の影響で前年比10・8%減の低水準だったが、それを大幅に下回った。

 内訳は宿泊客が278万人(前年比35.1%減)で、日帰り客が978万人(同33.3%減)。宿泊客のうち外国人観光客は前年から93.1%、修学旅行客も95.5%といずれも大幅に減少し、全体を押し下げる要因となった。

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