観光DXのナツメグが5億円調達 AI活用へ採用増

観光事業者向けデジタルトランスフォーメーション(DX)支援システムを手がけるNutmegLabs Japan(ナツメグラブスジャパン、東京・千代田)は27日、第三者割当増資で約5億円を調達したと発表した。人材採用を増やし、人工知能(AI)を活用した新機能を開発する。
ベンチャーキャピタル(VC)のコーラル・キャピタルなど4社が出資を引き受けた。ナツメグは調達資金で営業担当者やエンジニアの採用などを進め、従業員を2025年末までに現在の約3倍の60人に増やす。
ナツメグは18年創業のスタートアップだ。ホテルなど観光事業者の予約管理や販促業務、決済をデジタル化するシステムを21年から販売している。チケット予約や施設案内のためのウェブページもプログラミングが不要の「ノーコード」で作ることができる。
サイトを利用した観光客ごとに滞在エリアや購買情報といった行動データを集められるのが強みで、事業者は販促戦略や人員配置の見直しに役立てられる。累計の導入事業者は地方のホテルやテーマパークなどを中心に500社に上る。