エアバスなど、「A350」問題で航空各社に説明へ=関係者

エアバス、防衛・宇宙分野の受注で欧州諸国と協議=幹部
 3月24日、欧州航空機大手エアバスの幹部らはイベントで、防衛・宇宙関連の新たな受注について欧州諸国と協議を進めていると明らかにした。写真は同社のロゴ。フランスのビルパントで昨年6月撮影(2025 ロイター/Benoit Tessier)
[パリ 4日 ロイター] - 香港キャセイパシフィック航空(0293.HK), opens new tabのエアバス(AIR.PA), opens new tab製「A350」機にエンジン部品の不具合が見つかった問題で、エアバスとエンジンを製造した英ロールス・ロイス(RR.L), opens new tabが航空会社に説明を行う準備を進めている。関係者2人が明らかにした。
キャセイは3日、この問題で全機を検査したところ部品交換が必要な機体が15機あったと発表。今回の不具合では航空会社から説明を求める圧力が高まっている。 もっと見る
関係者は匿名を条件に、早ければ5日にもブリーフィングが行われる可能性があると述べた。
メーカー側は航空各社に点検を推奨する考えだが、最終的な判断は規制当局に委ねられているという。
問題を受けて、キャセイのほか、シンガポール航空(SIAL.SI), opens new tabや日本航空(9201.T), opens new tabなどの航空会社がA350の予防点検を行った。 もっと見る
エアバスはコメントを拒否した。ロールス・ロイスとキャセイはコメントの要請に直ちに返答しなかった。

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