成田国際空港会社(NAA)など7社は2日、二酸化炭素(CO2)排出量を減らす効果がある「持続可能な航空燃料(SAF)」の普及に向けた実証実験を始めると発表した。燃料関係の諸経費負担を分け合う仕組みの構築を図る。
参画企業のうち日本航空と伊藤忠商事、ENEOS(エネオス)の3社は、SAFの取り扱いで減らした排出量を示す証書を販売し、収益を得る。NIPPON EXPRESSホールディングスとNAAは、証書を買うことで環境への負荷を減らす姿勢を市場にアピールし、資金調達につなげる。みずほ銀行などが証書取引に携わる。
NAAの田村明比古社長は「空港から排出されるCO2の約7割が航空機運航によるもの。プロジェクトを通じて地球規模の脱炭素化に貢献する」としている。
全日本空輸も2021年以降、伊藤忠や京セラと同様の取り組みを進めている。