九州の外国人入国者数、3月は37万人 単月で過去最高
九州運輸局は22日、3月の九州への外国人入国者数が37万1057人(速報値、船舶観光上陸者数を除く)だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の2019年1月(34万3560人)を上回り、単月の過去最高を更新した。円安による訪日需要の高まりのほか、コロナ禍で途絶えていた国際便の相次ぐ再開などが後押しとなった。
あわせて発表したクルーズ船など船舶観光上陸者数を含む1月の国・地域別の入国者数(確定値)は韓国(22万3852人)が最多で、台湾(4万4028人)、中国(4万593人)が続いた。中国はコロナ禍の前年同月(818人)から大幅に回復したが、クルーズ船などの減便により19年同月(10万2714人)に比べ半数以下にとどまっている。