ユナイテッド航空、4─6月利益見通しは市場予想上回る 機体納入低調

ユナイテッド航空、4─6月利益見通しは市場予想上回る 機体納入低調
4月16日、米ユナイテッド航空は、第2・四半期の調整後1株利益を3.75―4.25ドルとする見通しを示した。写真はニュージャージー州の空港で2019年12月撮影(2024年 ロイター/Chris Helgren)
[シカゴ 16日 ロイター] - 米ユナイテッド航空(UAL.O), opens new tabは16日、第2・四半期の調整後1株利益を3.75―4.25ドルとする見通しを示した。堅調な旅客需要を背景に、LSEGが集計したアナリスト予想の3.76ドルより高めの水準を見込んだ。
同日発表した第1・四半期決算は、調整後純損益が1株当たり0.15ドルの赤字となり、赤字幅は市場予想の0.57ドルより小幅にとどまった。今年通期の調整後1株利益は9―11ドルとする従来の見通しを据え置いた。
ユナイテッドは米航空機大手ボーイング(BA.N), opens new tabの安全性を巡る問題で打撃を被ってきた。この問題で今年の納入機数の見通しを25%下方修正して66機とした。
ユナイテッドのスコット・カービー最高経営責任者(CEO)は「当社は製造業者の納入可能な実態に合わせて自社の運航計画を調節した」と述べた。
同社が第1・四半期に受領した航空機は7機(全て737MAX)にとどまり、前年同期の23機から減少した。

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