訪日外国人アンケート、喫煙所「増やしてほしい場所」宿泊施設内が９６・２％　できるだけ多言語の看板やウェブサイトを

インバウンド急増と喫煙環境整備

訪日外国人の増加によりその対応策の見直しや環境整備が急務となっている。喫煙対策もその１つ。「喫煙できる場所の少なさ・わかりにくさ」は、喫煙習慣のある訪日外国人の多くが感じている日本に対する不満点だ。

「地球の歩き方」が展開する訪日外国人向け旅行情報サイト「ＧＯＯＤ　ＬＵＣＫ　ＴＲＩＰ（好運日本行）」が昨年６月に行った「訪日中に困ったこと（＝不便に思うこと）」の調査でも、「喫煙できる場所の少なさ・わかりにくさ」が全体の８位（１４・８％）に入り、たばこを吸う習慣がある回答者に絞ると最も多い回答割合（４４・３％）だった。この結果を受け同サイトは、改めて「訪日外国人視点で改善してほしいこと」を調査。今年１月に「解決策」を公開した。