米ユナイテッド航空、イスラエル直行便3月再開 ガザ紛争勃発以来

米ユナイテッド航空、イスラエル直行便3月再開 ガザ紛争勃発以来
 2月21日、米ユナイテッド航空は3月初めにイスラエル・米国間の直行便の運航を再開すると発表した。写真はユナイテッド航空の機体。2019年12月、ニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港で撮影(2024年 ロイター/Chris Helgren)
[ワシントン 21日 ロイター] - 米ユナイテッド航空(UAL.O), opens new tabは21日、3月初めにイスラエル・米国間の直行便の運航を再開すると発表した。昨年10月にパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まって以来、運航を再開する最初の米航空会社となる。
ユナイテッド航空、アメリカン航空(AAL.O), opens new tab、デルタ航空(DAL.N), opens new tabの米航空大手は、ハマスの襲撃を受けてイスラエルがガザに報復した10月8日、イスラエルへの直行便の運航停止を発表した。 もっと見る
ユナイテッド航空は、3月6日からニューアーク・テルアビブ間の直行便を毎日運航することを目指す。ただ、少なくとも今秋までは米国の他都市からのイスラエル便を再開する予定はないという。
治安への不安から観光客が激減していたイスラエルにとって、米航空会社の運航再開は転機となる可能性がある。
ユナイテッド航空は運航再開の決定を下すにあたり、米国とイスラエルのセキュリティー専門家や政府関係者との緊密な連携を含め、詳細な安全性分析を行ったと説明した。
ルフトハンザ(LHAG.DE), opens new tabやエールフランス(AIRF.PA), opens new tabなどはすでにテルアビブへのフライトを再開している。

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