五輪＝パリ大会開幕日、市内ホテルが平時の約3倍価格に

［パリ　３日　ロイター］ - 今年開催される五輪パリ大会の開幕日に、市内のホテル平均価格が平常時の約３倍になる１０００ユーロ（約１５万６０００円）以上に引き上げられるという調査結果を、フランスの消費者グループＵＦＣが発表した。

昨年１２月下旬に８０の３つ星、４つ星ホテルを対象に実施された調査によると、セーヌ川河畔で五輪開会式が行われる７月２６日の夜、ダブルルームの料金は平均１０３３ユーロだとされた。２週間前の１２日の夜は３１７ユーロだったとしている。

また、これらのホテルの５０％は２６日の夜はすでに満室で、３０％は最低２泊、中には５泊の予約が必要というホテルもあるとされた。また、ある３つ星ホテルはダブルルームの料金を２週間前の３０４ユーロから２０８３ユーロに値上げし、ある４つ星ホテルは１泊２０９５ユーロで最低４泊の予約が必要だという。

パリ大会は７月２６日から８月１１日まで開催される。