新潟空港、ソウル線が再開 日本人旅行者の搭乗が好調
大韓航空は31日、新潟―ソウル(仁川)線の運航を再開した。同路線は新型コロナウイルスの影響で2020年3月から運休していた。再開初日は、韓国からの到着便に比べ、新潟からソウルへ向かう出発便の搭乗率が高かった。県は定期便の拡充に向け、韓国で新潟観光の情報発信に力を入れる。
新潟空港に到着した初便の搭乗者数は65人で搭乗率は35%、新潟からの出発便は同114人で61%だった。初便のみ188席の機材を使用し、通常は146席の機材で火・木・土の週3往復運航する。
31日に新潟空港で開いた就航記念式典で県の橋本憲次郎副知事は「スノーリゾートやガストロノミー(美食)など新潟の魅力を発信し、インバウンドを促進していきたい」と述べた。大韓航空のイ・ソグ日本地域本部長は「若者を中心に韓国では日本ブーム。日本酒や温泉など、新潟には韓国人に刺さるコンテンツが多い」と期待していた。
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